紅茶に限らず、世の中にはウーロン茶や緑茶等、お茶の仲間は、色々ありますが、 その起源は、いったい何処にあるのでしょうか?
伝説では、最初にお茶を発見して飲んだのは、農耕や薬の神様である「神農」であると
伝えられています。ある時この神様が木陰でお湯を飲んでいると、たまたま風に乗 って
飛んで来たお茶の葉がお湯の中に入り、おいしいお茶になったのだそうです。
またこの神様は、自らいろんな草を嘗めて、それが薬草であるのかどうか確かめた為
毒にあたる事もしばしばありましたが、お茶を飲んで解毒したと伝えられているそうで す。
さて、ではお茶発祥の地はどこにあったのでしょうか?
一説によると、お茶の起源は現在の中国、福建省、雲南省周辺からチベットにかける
山岳地帯にあったのではないかと言われているようです。 中国では古来よりこの
あたりに生育していたお茶の樹を起源前2000年以上も前から、お茶として飲んでいた
ということです。もっとも当時は現在のように嗜好品としてではなく、不老長寿の薬として
飲まれていたという事で、ごく一部の当時の王侯貴族階級だけがその味を知ってい た
ようですが、どんな味だったのかは不明です。おいしかったのでしょうか? 不老長寿の
薬というぐらいですから、もしかしたらまずかったのかもしれませんが、(何かドロド ロに
なった緑色の液体を連想してしまいます。)その後何千年も飲み続けられる程ですから、
やっぱり美味しかったのでしょう。
少し時代が変わり4世紀頃になると、お茶の栽培が行われるようになりますが、まだ
一部のお金持ちや王侯貴族だけが手の届く高級品でした。 ちなみに私が学生の時に
読んだ事のある吉川英次の三国志の中に主人公の青年が貧しい中から数年間苦労して
貯めた お金で、母親のために僅かばかりのお茶の葉を買いに行くという場面があり、
当時はお 茶がそんなに高級品だったのか〜と感心した覚えがあります。
この小説の中では、苦 労して貯めたお金の他に先祖伝来の剣まで付けて、やっと僅かな
お茶と交換してもらう 事になっており、大変貴重品だったようです。
(結局このお茶は捨て られてしまうのです が・・・) お茶の種類としては、
当時はまだ不発酵の緑茶だったようです。
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